虫歯の出来やすい部位があります

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で気持ち良い天気です。昨日は当院の井上先生の結婚式に出席しました(^O^)

今回は口の中には虫歯の出来やすい部位があるというお話をします。
それを知っておけば歯磨きの際の参考になるかと思いますよね(^O^)
まず前歯と奥歯は形が全然違います。どちらが虫歯になりやすいのでしょうか?
前歯と奥歯を比べれば奥歯の方がずっと虫歯になりやすいようです。これは歯の形を見てもなんとなく想像出来ます。
さらに詳しく見てみると第三大臼歯、つまり親知らずを除いて奥から2番目の第一大臼歯が第一位、
もっとも奥の第二大臼歯が第二位となっております。次はその手前の第一第二小臼歯、
そして犬歯、側切歯(前歯のうち前から2番目の歯)の順になっています。
また奥歯の場合は上の歯と下の歯で差はありませんが、犬歯や前歯の場合は下よりも上の歯に虫歯が多い
傾向があります。これは下の歯のほうが唾液の作用により汚れがとれやすいからかと思われます。
もちろんそれ以外の歯にできないということではありません。中切歯にも、下の前歯や犬歯にも
虫歯が出来ることはあります。第三大臼歯、別名親知らずは別格で様々な理由から虫歯になりやすい歯です。
奥にありすぎて磨きが行き届かないですし、かなり歯磨きが上手な方ではないと極めて虫歯になりやすいです。
後は砂糖の入ったお菓子をあまり食べなければ虫歯になりにくいかもしれません。

次に歯のどの部分にできやすいかと言うとまず奥歯の噛み合わせの面です。そこには複雑な形の
細い溝があります。この溝が曲者で汚れが付きやすいため虫歯になりやすいのです。
反対に前歯では歯の先端よりも根っこに近い部分が虫歯になりやすいのです。
自分が歯科医をしていて虫歯が多いなと感じるのは隣り合った歯と歯の間です。
特に奥歯の間にはどうしても沢山の汚れが残り、それを栄養にして虫歯菌が活躍するわけです。
前歯では歯と歯の間の歯茎に近いところが特に要注意です。
また奥歯の頬側には細い溝があります。これも虫歯にやられやすい部位の一つです。
そして意外なのが上の前歯の外側、外から一番よく見えることです。こういうところには
食べ物の汚れがあまりつかないから虫歯にならないだろうと思われますが、唾液によって洗われることが
少ないという条件が虫歯になりやすくしています。歯と歯の間の虫歯を予防するためにも
必ず歯間ブラシかフロスは一日一回寝る前に通すようにしましょう!!!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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