乳歯の生える順序 小児歯科

こんにちは!
いしはた歯科院長の石幡一樹です。
今日から7月です。早いですね(^O^)
日本代表のワールドカップがあっという間に終わってしまい、4年間はなんだったのかという
気持ちにならざるをえません((+_+))
今朝の久喜は気持ちの良い晴天ですが、午後からまた雷雨の予報です。
今年は特に雷雨が多い気がします。

今回は多くの親御さんから質問を受ける乳歯の萌出順序について書いてみます。
乳歯は生後6か月ごろから生え始め、2歳で全20本全て生え終わります。
抜けるのは6歳、早いと5歳ごろ前歯から抜け、永久歯に生え変わり始めます。
乳歯の特徴を以下に記載します。

A. 乳中切歯(にゅうちゅうせっし) : 一番手前に位置する前歯です。上の歯は台形状、下の歯は長方形のような形をしています。
B. 乳側切歯(にゅうそくせっし) : Aの隣に位置する前歯です。上の歯はAよりも小さな形、下の歯はほぼ同じ形をしています。
C. 乳犬歯(にゅうけんし) : 糸切り歯です。
D. 第一乳臼歯(だいいちにゅうきゅうし) : Cのすぐ後ろに位置する奥歯です。
 永久歯の小臼歯(かみ合わせの面が小さい奥歯)と大臼歯(かみ合わせの面が大きい奥歯)の中間のような形をしています。
E. 第二乳臼歯(だいににゅうきゅうし) : 一番後ろに位置する奥歯です。永久歯の大臼歯と同じような形をしています。

乳歯の生える順番ですがA⇒B⇒D⇒C⇒Eの順序です。
上下どちらから生えるのか詳しく書くと
下A⇒上A⇒上B⇒下B⇒上D⇒下D⇒上C⇒下C⇒下E⇒上E
これは学生時代に習い刷り込みのように頭の中に残っております。
乳歯が生える順番と同様、生える時期にも個人差があります。平均的には以下のようになります。
生後6から7ヵ月で下のAが生えてきます。
生後1年でA、B、Dが生えてきます。
生後1年半でCが生えてきます。
生後2年でEが生え、全ての乳歯がそろいます。

上にも書きましたが、あくまで平均的には上記のようになるようですが、人によっては
乳歯が足りなかったり、歯と歯がくっついて生えてきたりと色々あります。
いしはた歯科の開院から色々なケースを見てきました。
特に上の前歯の歯と歯の間や奥歯の溝が虫歯になりやすいようです。
奥歯のブラッシングは仕上げ磨きでお母さんかお父さんが気をつけて磨いてください。
不安がありましたら是非いしはた歯科までご相談ください。

歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜 歯医者 いしはた歯科 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

©2014医療法人社団 樹伸会 いしはた歯科クリニック