歯の寿命を延ばす方法

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日は私は休みですが、午前中からジムに行ったり、整体に行って凝っている筋肉を
ほぐしていただいています(^O^)ジムに行った後のマッサージは最高に気持ち良いです!!

今回は歯の寿命を延ばす歯石の原因は生活習慣にあり?
生活習慣は、一度固定されるとあまり考えることなく、無意識のうちに繰り返してしまいがち。
しかし自分で意識して変えれば、変えた生活習慣を繰り返すことは意外とスムーズにできるようです。
ここでは、歯の寿命を延ばすために役立つ生活習慣について説明します。

まずは、毎日意識せずに繰り返す歯磨きから。特に前歯の後ろや、奥歯の周囲などを磨き残してしまう人がいます。
繰り返し磨き残された部分には、プラークや唾液によってミネラル分が沈着して歯石ができてしまいます。
定期健診などで磨き残しを指摘され、その後に意識的に磨きを変えていると、
磨き残しがなくなり、歯石が減少してくるケースをよく見かけます。

よく患者さんから「歯医者の先生は虫歯がないんですか?」と質問されることがあります。
確かに私自身も虫歯は少ない方ですし、ときどき見かける歯科の先生方の口の中も虫歯の治療痕などが
少ないケースがほとんどです。でもよく考えてみると、
先生だからといって全員が矯正などで綺麗な歯並びをしているわけではなく、歯の質もさまざまです。

それにもかかわらず歯科関係者に虫歯や歯周病が少ない人が多いというのは、
それぞれ自分のウイークポイントをしっかり理解して、それに対して日々の生活習慣で対策を行っているからでしょう。

■歯の寿命のためには噛みすぎはNG
よく噛んで食べることは大切。しっかり噛んでから食べることで、内臓の負担を下げることができます。
しかし過度の噛みすぎは、歯の劣化を早めてしまう原因にもなるのです。大きく分けて2つのダメージが考えられます。

●1.歯へのダメージ
歯の表面のエナメル質は人体でもっとも硬いのですが、その分もろいのです。
強い衝撃が繰り返されると、歯の表面にマイクロクラックが入り、歯がひび割れを起こします。
これは虫歯や知覚過敏の進行を早めます。

●2.骨や歯ぐきへのダメージ
歯そのものを押し付けたり揺らしたりする力が発生するため、歯を支えている骨が緩んだり、
歯ぐきのポケットに歯周病菌が入り込みやすくなったりして、歯周病が急速に進行するリスクが高まります。
歯を強く噛んで負担をかけても、筋肉とは異なり鍛えられて強くなることはありません。
むしろその逆で、歯にとっては噛めば噛むほどダメージが蓄積されると考えることも大切です。
しかも永久歯は途中で交換することもできないため、生涯にわたって、摩耗やクラックを蓄積させ続けるのです。

■知っておきたい3つのポイント
●1.就寝時のリスクを理解しておく
歯に関しては、虫歯などは寝ている間に作られると言われるほどで、就寝中がもっとも劣化するリスクが高いのです。この原因は、唾液の分泌が減少することによる虫歯リスクの上昇です。唾液が少ないと口の中で中和や修復が起こりにくいため、寝ている間に無防備になり、歯が虫歯菌に抵抗することができなくなるためです。

さらに就寝中の歯ぎしりなどは、アゴの動きと噛む力に対してのリミッターが外れていることも多く、
日中では再現できないほどの強い力で噛んだり、アゴが外れるのではないかと思われるほど
無意識に激しく動かすことも。寝ているときの方が歯を痛めつけられるケースもあります。

このことから就寝前の歯磨きはできるだけ細菌を残さないように歯磨きを行い、
さらに歯ぎしりが気になるようであれば、歯科医院で摩耗防止のプレートを作ってもらうなどの対応を考えます。

●2.歯磨きは回数よりも確実な1回を心がける
歯磨きを1日3回していても、虫歯や歯周病になってしまうのはどうしてでしょう?
これは、磨き残しがいつも同じ場所に起こりそれを繰り返しているためで、
たとえ1日5回行ったとしても、磨いていないと同じなのです。
このため1回は時間をかけて丁寧に磨くか、3回磨くのであれば、
意識的に磨くたびに歯磨きの動かし方を変化させたり、1回は電動歯ブラシ、フロスや歯間ブラシを利用したりと、
変化をつけたりして磨き残しにならない可能性を高めましょう。

●3.酸っぱいものは中和を意識する
歯の表面は、酸性の食品やプラークが出す酸で、毎日のように溶けては、修復されるを繰り返しています。
歯を溶かす可能性が高い酸性が強い食品を食べるときや飲むときは、あまり長時間歯に触れないように考えたり、
酸性が強いと感じた場合には、その後に出てくる唾液を利用して、
口の中に貯めて中和するように歯に触れる時間を長くしたりしましょう。
口の中に唾液で潤った状態にしておくことは、虫歯予防だけでなく口臭予防にも大きな効果が期待できます。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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