歯みがきを楽しみに変える方法
こんにちは!
いしはた歯科院長の石幡一樹です。
今日の久喜は朝までは雨でしたが今は曇っております。
先ほど初診で3歳の男の子がお母さんと初の歯医者にいらっしゃいました。
つい最近までは自分で率先して歯磨きをしていたのですが、最近急に歯磨きが嫌になってしまったとのことです。
そして口の中を見ると、磨き残しにより歯茎が腫れていました。
ということで今回は歯磨きが嫌いな小さなお子さんをお持ちの親御さんに歯磨きを楽しみに変える方法を
掲載してみようと思います。出典は赤ちゃんの部屋というサイトからです。
今日は「歯磨きを嫌がる子」についてのお話をしましょう。歯磨きをするときに、嫌がる子どものパターンには、2つあります。この2つのパターンのどちらかで、「いや」といっているので、ぜひどちらかを見極めてみてください。まず、一つ目のパターンは、「歯磨きがほんとに嫌で嫌でしょうがない」です。これは、仕上げ磨きをするのを力いっぱい嫌がる子ども、または、口に歯磨きを入れるのすら、嫌がってギャン泣きする子どもです。手のつけようがないほど、泣いてしまう子どもです。こういう子は、「じゃあ、わかったよ。もうしないから。」と、歯磨きをすることをこちらが諦めると、ケロッと泣き止む子が多いです。ここで、「甘やかしでしょうか?」とか、「わがままを聞いてあげていることになってしまわないでしょうか?」と相談が出そうです。
しかし、これは「わがまま」ではないんです。ポイントは、「嫌がってギャンギャン泣く」ことです。これは、イヤイヤする理由7にあたります。どうしても嫌だというこだわりがあるんですね。そのこだわりは何かというと、「はみがきの味がイヤ」とか、「ママが歯を磨くと痛い!!」とか、「おえってなるからイヤ!」とか、ほんとうに色々です。しかし、理由があってのイヤイヤなので、ここはイヤイヤする理由7でお伝えしたように、長期的に見て、歯磨きができるようになればいいと思ってください。
今回は、特に「ママが歯を磨くと痛い!」というこだわりに対しての対処方法をお話します。
子どもの歯を磨く時に、大人と同じ歯磨きのもち方をしている方、いますか?それって子どもにとっては、結構痛いようですよ。そこで、歯磨きを親指と人差指の二本でつまむようにして磨いてみてください。不安定な位が一番いいですよ。それくらい、力を抜いて歯磨きをしてあげると、子どもは気持ちいいようです。
そのため、一旦歯磨きの痛さを忘れられるように、誘うのさえ辞めることをおすすめします。それから、一週間くらいしたら、「あ、ママが歯磨きしなくっちゃ!!」と、言ってみましょう。そこで、「もしよかったら、ママの歯磨き、◯◯ちゃん、してくれる??」と言って、ママの歯磨きをお子さんにしてもらいましょう。それから、「優しくママの歯磨きをしてくれてありがとう。ママ、歯磨きしてもらうのってこんなに気持ちいいとは思わなかったな。◯◯ちゃんにもしてあげようか?」などと、誘ってみてください。基本は、「ママも一緒に」ということが必要です。ママが一方的にしてあげるのではなく、「ママもしてもらう」ことも必要ですよ。ぜひ、やりとりの中から、歯磨きを「痛い」ものから、「楽しい」ものに変えていってみてくださいね。
また、歯磨きの後に、特別な「歯磨き頑張ったで賞」をあげると効果的ですよ。賞と言っても、物をあげるわけではありません。この時は、スキンシップをすることです。例えば、お腹に口を当てて、ぶ~~~っと息を吹きつけて遊んだり、こちょこちょっと、くすぐったりする、スキンシップ遊びです。それに加えて、ゆっくりとお腹や足、顔を撫でてあげる事もしてあげるといいですね。マッサージも含めたスキンシップ遊びを、歯磨きの後に準備しておくといいですね。それによって、少しずつ、歯を磨く時の緊張や、痛い、怖いと思う気持ちがなくなっていきますよ。
それでは、次回は、「歯を磨くのを嫌がる子どもパターン2」についてお話します。お楽しみに。
上記したことで全てうまくはいかないかもしれませんが一つの参考にしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに今日いらした男の子はまた2w後にブラッシング練習に来ます(^O^)
帰る時には衛生士さんと私にタッチをしてくれました。きっと歯医者を好きになってくれるでしょう(^O^)
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜 歯医者 いしはた歯科 電話 0480-24-6480 Dr かずき