変色した歯の治療法
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で爽やかな天気です。昨日今日は洗濯物がよく乾きそうですね(^O^)
先日歯の変色について触れましたが、今回はその歯の治療法についてです。
歯医者さんで行う茶色くなった歯の治療法
1-1 クリーニング
エナメル質に付着した汚れを落とし、本来の歯の色を取り戻す治療です。
ステインが原因の変色であれば、クリーニングがもっとも効果的な手段になるでしょう。
ただ、あくまで本来の歯の色にする治療であり、人によってはイメージしていたような色にならないかもしれません。
1-2 ホワイトニング
歯の色素を分解し、科学的に脱色する治療です。歯に薬剤を添付し、レーザーなどの光を当てて実施します。
ステインはもちろん、加齢、神経の死滅など、幅広い原因に対応できるために、
困ったときはホワイトニングを検討してみてください。ただ、虫歯の変色には向かないとされます。
1-3 コーティング
歯の変色している部分に白いコーティング剤を塗る治療です。
変色が進行していて、ホワイトニングなどでも大きな効果が見込めないときに用いられます。
「歯のマニキュア」といわれることもありますが、そのイメージにかなり近いです。
変色が濃い場合は、歯の表面を少し削ってから治療することもあります。
1-4 セラミック
本物の歯と見分けが付かないほど精巧につくられた、被せ物を取り付ける治療です。
虫歯が進行している、神経が死滅した、抗生物質で変色したなど、
改善が難しい原因で変色が生じているときに採用します。
従来、被せ物の歯といえば銀歯でしたが、今は自分の歯と見分けがつかないほど精巧に自然に
色調も再現できるのでセラミック治療を望む患者は多いようです。
ただ、セラミックにも金属の被せものにセラミックを付けた「メタルボンド」と、
すべてセラミックでつくられた「オールセラミック」などの種類があります。
担当医と相談の上、自分に合った方法で治療を行ってください。
2.歯の変色を防ぐ自宅ケア
2-1 ステインの元となる食べ物を控える
ステインの元であるコーヒーやチョコレートなどの食べ物を控えることが、歯の変色を予防するひとつの方法です。
色素が付着・蓄積しにくくなるので、意識的に取り組めばいつまでもキレイな歯でい続けられるかもしれません。
ただ、すべてを控えるのは大変なことです。ステインが付きやすい食べ物をとった後は
うがいを必ずする等のケアを習慣化すれば、汚れを最小限におさえられます。
2-2 喫煙を控える
よく知られているように、歯の変色の原因となりやすいのが「タバコ」です。
タバコに含まれるヤニによって色素沈着が進行し、少しずつ歯は茶色に変色してしまいます。
喫煙が習慣化しており、歯の変色に悩んでいる人はやはり、喫煙を控えることが改善の近道になるでしょう。
2-3 ステイン除去用の歯みがき粉を使う
近年、ステイン除去用の歯みがき粉が続々と登場しており、
コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで手軽に購入できるようになりました。
ステインを落とす成分が含まれているので、毎日のブラッシングに用いれば変色予防になり得ます。
ちなみにブラッシングの際、あまりに強い力で磨くと歯の表面が削れてしまい、
ステインが付着しやすくなるため、できるだけ優しく磨くようにしてください。
3.まとめ
歯の変色は、誰にでも起こり得る口内トラブルです。
ただ、変色の予防として日ごろから取り組めることは多いために、手を出しやすいところから試してみてください。
また、既に変色に悩まされている人は、変色の原因に合った治療法をきちんと理解し、
担当医の元で最適なケアを行いましょう。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき