6歳臼歯を虫歯にさせない方法
こんばんは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇り空ですがそこまで寒くはありません。
先日6歳臼歯萌出に関してのトラブルについて書きましたが、今回は6歳臼歯をむし歯にさせない
方法について書いてみたいと思います。
1―1.トラウト磨きで溝の中まで磨く
6歳臼歯は乳歯の奥から生えてくるためとても磨きにくい位置にあります。
大きな歯ブラシで磨くと、頬に当たってしまったり、子供が舌を出したりして仕上げ磨きができないこともあります。
プラウトという毛先が細い歯ブラシで磨いてあげると6歳臼歯の溝の中まで磨くことができ、虫歯を予防できます。
1―2.フッ素塗布で歯を強化する
生えたての6歳臼歯は大人に比べて柔らかく、虫歯になりやすい歯です。
唾液の中のミネラルやフッ素を多く取り込むことによって硬い歯になっていきます。
生えたての永久歯はフッ素を取り込む力が大きいため、フッ素の効果がより現れる時期でもあります。
永久歯の生えたての時期は、特に自宅でのフッ素洗口と歯医者でのフッ素塗布を定期的に行うようにしてください。
1―3.シーラントでコーティングする
6歳臼歯は他の歯に比べて歯の溝が多く、深くできています。
そのため、歯磨きでは溝の中まで届かないために溝が黒くなったり、初期の虫歯が起こりやすくなります。
シーラントは6歳臼歯の深い溝をコーティングすることによって歯磨きがしやすくなり、虫歯予防が効果的になります。
1―4.デンタルフロスは9割の虫歯を予防する
虫歯の9割は歯と歯の間からできます。
特に6歳臼歯とその手前の乳歯の間は虫歯ができやすい部分で、
乳歯が抜けた際6歳臼歯の手前の間が虫歯になっていることが多いのです。
デンタルフロスは虫歯予防には絶対欠かせないものです。
まとめ
乳歯や永久歯の生え始めの時期は痛みなどが少ないまま、トラブルが起こっていることが多くあります。
また、仕上げ磨きや学校検診などでも見逃されてしまうこともあります。
かかりつけの歯医者で定期的に子供の口の中をチェックすることがトラブルを早く発見するのには重要です。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき