歯茎より上の歯石とりは痛くないです(^O^)
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は週半ばにいきなりやってきた真冬の寒さから一転、秋晴れで全然寒くないです。
ヒートテックを着ていたら電車内で汗ばんでしまいました(ー_ー)!!
歯石除去はしたいけれど取るときに痛いから歯医者に行けないと思っている人は多いのではないでしょうか?
歯石は歯垢と唾液や血液の成分が固まった石のようなものです。
見た目にも歯石がたくさんついていると不潔に見えてしまいますよね。
歯石は時間が経つと歯にこびり付き、取るときに痛みが出やすくなってしまうのです。
また、歯石除去は歯周病予防にもとても重要なので絶対定期的に行ったほうがいいのです。
今回は歯石除去の時に出来るだけ痛みを少なくする方法、痛みの原因について書かせていただきます。
ぜひ参考にしてください。
1.痛くない歯石除去をするための秘訣
1-1.歯茎の腫れを治してから取ってもらう
歯石除去の前に歯茎の腫れを歯磨きやデンタルフロスで引き締め、歯茎から出血がない状態にします。
歯茎が腫れていると歯石を歯茎が覆ってしまい除去するときに歯茎が傷つき痛みが出ます。
また、歯茎からの出血が多いと歯石が見えにくくなり、見えないところで器具の操作をしなくてはいけないために痛みが出ます。歯茎を引き締め歯茎の外に出てきた歯石を取る方が痛みが少なくて済むのです。
1-2.歯石が柔らかいうちに取ってもらう
歯石は時間が経つとこびり付き、取るときに痛みが出ます。3~4か月程度で定期的に歯石除去をすると、歯石が軟らかい状態で取ることができるために痛みが少なくて済みます。また、1か月おきにクリーニングをされている方は歯石になる前に汚れを取ってしまうので痛みを感じません。
1-3.しっかりとした研修を受けた歯科衛生士に取ってもらう
歯石除去は歯科衛生士の腕にも左右されます。もちろんすべての歯石を無痛で取ることは出来ません。
ただし、しっかり研修を受けた歯科衛生士は歯石除去のプロです。
極力痛みを少なく歯石をしっかり除去することができます。
1-4.あまりに痛すぎる場合は麻酔をしてもらう
歯茎の奥まで入っている歯石を取る場合はどうしても痛みが伴います。
その場合は痛みをなくすために取り残すよりも麻酔をしてしっかり歯石を取ったほうが、歯周病の進行を抑えることができます。その後の腫れや出血も抑えられます。
2.なぜ、歯石除去の時痛くなってしまうか
2-1.歯が痛い場合
歯茎が下がると象牙質(表面に出ているエナメル質より軟らかい部分)が見えてきます。
象牙質には象牙細管(ぞうげさいかん)という神経とつながっている管のようなものが走っています。
歯石除去の時に象牙細管が刺激されるために痛みやシミが出やすくなります。
2-2.歯茎が痛い場合
歯石除去の時に歯茎が痛くなってしまう方がいます。
他の人よりも歯茎の感覚が敏感な為、器具が当たると痛みが出てしまいます。
深い歯石をとっても全然痛みが出ない人もいれば、少しの刺激で痛い人もいます。
付いてしまった歯石は麻酔をしてしっかり取り、その後は再びつかないように定期的にクリーニングをします。
上記したとおり刺激に弱い人、ちょっとしたことで痛みを感じやすい人はいます。
同じ虫歯の深さでも全然そこまでいかないうちに痛みを訴える方もいらっしゃいますし、
かなり深くまで削ってもこちらが心配しているのに全く痛がらない方もおります。
実際に診療を行っていると痛みに関してはかなり個人差がありますので痛みの苦手の方は
申していただけると助かりますね(^O^)後は歯茎が腫れている方の歯石をとると痛みが出やすいですね!
当院では出来る限り痛みを与えないようスタッフが気をつけながら歯石をとるようにしています。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき