妊娠中の歯科治療のタイミング

こんばんは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は雲が多くて、長そででも良いくらいです。夜から雨が降るらしいです。
昨日妊娠中の口の中のトラブルについて書きましたが、今日は歯科治療を受けるタイミングについて書きます。

1.妊娠中の歯科治療

痛い虫歯や気になる歯ぐきからの出血、妊娠中だからと我慢していませんか。ここでは妊娠中の歯科治療と胎児への影響、治療のポイントなどについて、紹介していきます。

1-1.治療タイミング

虫歯を放置し、出産間際になって強い痛みが出ては大変です。治療は安定期に入った5カ月頃から8カ月頃に受けるのがお勧めです。妊娠初期や後期のどうしても我慢できない痛みについては応急処置のみをお願いしたほうが無難です。

1-2.レントゲンや麻酔の胎児への影響

妊娠中のレントゲン撮影は、腹部に防護エプロンを着けて行うことから胎児が被爆する心配はほとんどないと言えます。さらにデジタルレントゲンの場合、フィルムを使うレントゲンに比べ放射線量が約10分の1程度なので、より安全です。胎児への被爆が心配な方は、歯科医院にデジタルレントゲンの有無について確認してみると良いでしょう。

また歯科用の麻酔は局部麻酔であり、非常に低濃度ですので、通常の使用量で胎児に影響が出ることはないと言えます。
ですが、それでもやはりX線や薬品を使う事について少しでも心配のある方は、事前に内容の相談をしたり、応急処置程度にとどめておいたりした方が良いかもしれません。

1-3.治療のポイント

不安なこと、心配なことは治療前に歯科医にきちんと相談し、リラックスして治療に臨むことが大切です。治療中の姿勢についても遠慮せず、自分が楽な姿勢を伝えましょう。治療中のトイレやお腹のはり、気分の悪さも我慢せず伝えてください。また、休憩を入れてもらいながら治療を行うことも可能です。妊娠中の歯科治療で一番大切なポイントはとにかく無理をしないことです。産婦人科医と連携して治療を行う場合もあります。治療時には母子手帳を持参しましょう。

2.まとめ

妊娠中の女性の体は、女性ホルモンの影響でとても不安定です。お口の中のコンディションも乱れがちになるため、この時期の口内ケアがその後の健康状態に大きく影響してきます。赤ちゃんが誕生して忙しくなる前のこの時期を自分の体をメンテナンスする最適な機会と捉え、歯医者さんで検診を受けるようにしましょう。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

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