舌には大切な役目があります(^O^)
こんばんは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は猛暑で35度くらいありました。提燈祭りの日なので医院の外を山車が動いていて
お祭りムードです(^O^)久喜が一年で一番賑わう日ですね!
さて今回の歯の話ですが、舌についてです。まとめたので読んでくださいね(^O^)
子供の頃は「ベロ」とも呼んでいた、私達の口の中を構成するものの一つに「舌」があります。
皆さんは、この舌の役割として、どんなものを思い浮かべるでしょうか?
細かい言い方はさておき、多くの人が第一に考えるものとして「味覚を感じる」ということではないでしょうか。
確かに、私たちは舌を使って味を感じています。
「舌がバカになる」とか「舌鼓をうつ」などのように、食事や味を知る手段として、
舌は私達の生活に無くてはならない存在として知られています
しかし、舌の役割とはそれだけではないのです。そこで、舌がどのような役割を果たしているのかを解説していきます。
味覚に関する役割
まず、誰もが知っている「味覚」に関する役割です。舌の表面には「味蕾(みらい)」と呼ばれる器官があり、これが味覚を感じる「センサー」のような役割を果たしています。この味蕾と呼ばれるものは、厳密には「味細胞」という細胞が集まっていて、それによって「甘い」「苦い」「酸っぱい」といった味の違いを感じ取っています。
味蕾は、実は舌の表面だけではなく「唇」や「頬の裏側」にも存在していることがわかっています。しかし、大部分は舌の表面に存在しているので、味覚を感じる役割の大部分はやはり舌が担っていると言って間違いではありません。
食べ物を飲み込む役割
味覚に関する以外の役割として、第一に「食べ物を飲み込む」という役割があります。何でも良いので、周囲にあるものを食べてみてください。その際、舌の存在を意識してみるとわかりやすいと思います。
舌は、口の中にあるものを動かし、奥歯で咀嚼できるように位置調整をしています。そして、咀嚼が十分に完了したらこれを飲み込むのですが、その際にも舌がフル活用されています。喉の奥、食道に食べ物を運んでいるのは舌の役割なのです。もし、何らかの理由で舌の機能が低下した場合、食べ物を上手く食べることができなくなることになります。
発音を助ける役割
次に、「発音を助ける役割」についてです。あ、か、さ、た、な・・・と発音してみてください。舌が細かく動いて発音を補助しているのがわかると思います。
言葉というものは、「声帯」から発せられた「振動した空気」を、口の中で共鳴させることで細かい違いに変化させて発しています。その際、舌は柔軟に動くことで、この「微妙な変化」を作り出しているのです。
歯並びに関する役割
最後は「歯並びに関する役割」です。歯と舌は、直接の関わりは無いようにも思えます。しかし、実は舌は歯を内側から支えるという役割を果たしているので、舌に何らかの問題が生じると、歯並びも悪くなるのです。
例えば、舌が左右のどちらかに偏った位置取りをしている場合、左右の歯並びのバランスが悪化します。また、どれか特定の歯を舌で押す癖(舌癖)があると、その歯を中心として歯並びが悪化します。こういった事柄は長期的にわたって歯並びに影響し続けるので、気がついた時には歯並びが大きく歪められていることもあります。
舌はQOL(生活の質)の維持に欠かせません
「味覚」以外にも、舌にはさまざまな役割があることが理解できたのではないかと思います。おおまかにまとめると「食事」「発音」「歯並び」という、口と生活に関わる大きな役割を果たしていることが一目瞭然です。
例えば「上手く食べ物を飲み込めない」「上手に発音することが出来ない」「歯並びが悪くなった」、このどれもが生活において何らかのデメリットを生じさせます。つまり、これは「生活の質を低下させている」ということにほかならないのです。
もし、舌に何らかの異常が発生した場合には、速やかに病院で診てもらうことが必要になります。舌の変化は生活に直接影響をおよぼすことが多く、例えば「味が変に感じる」「発音が上手く出来ない」といったように目立つ症状を呈することが多いです。悪化するとさらに生活の質を低下させる原因となりますので、早めに治療を行いましょう。
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久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき