片側の口唇や口角に水疱も 口唇ヘルペスとは?
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で寒さはほどほどです(^-^)後半月風邪をひかずにこのまま乗り切りたいものです!
さて本日のブログですが、先日急患でいらした患者さんについてです。
患者さんは左側だけ下唇にぷつぷつした水泡のつぶれたものがあり、左側の舌や顔もなんとなく
ピリピリとしびれるような感じがする、多少熱もあるという症状でした。
これはヘルペスウイルスによるものだと考えたので口腔外科のある春日部市立病院に行っていただき
後日ヘルペスであろうから血液検査と抗ウイルス薬を処方したという内容の書類が届きました。
ということで今回は口唇ヘルペスについて書かせていただきます(^O^)
口唇ヘルペスの症状・原因・治療法
口唇ヘルペスの症状
口唇ヘルペスの症状では、口唇に水疱が発生します。
水疱の大きさは5mm前後で、口唇だけではなく、口元周辺に広く発生することもあります。
水疱が生じると軽い痛みを感じたり、赤く腫れあがったりしてきます。 また、発熱を伴うことも少なくありません。
口唇ヘルペスの症状は、2週間もすれば消失していきますが、再発することも多々あります。
そして、感染力が強いため、患部に触れることは控えた方が良いでしょう。
仮に、患部に触れてしまっても、すぐに手洗いをすれば問題ありません。
口唇ヘルペスの原因
口唇ヘルペスの原因は、ウイルス感染です。
具体的には、単純ヘルペスという種類のウイルスで、高齢になるほど、感染者が増えていきます。
そして、一度感染すると、体内の神経細胞のそばに潜伏するようになります。
そのため、口唇ヘルペスでは再発が多いのです。
ちなみに、風邪をひいたり、疲労で体が弱っている時に再発が起こりやすいと言えます。
体の免疫力が低下することで、潜伏しているウイルスが再活性化するのです。
そのため口唇ヘルペスは「風邪の華」という俗称もあります。
感染経路は接触感染ですので、患者の唾液や患部に触れることで感染します。
口唇ヘルペスの治療
口唇ヘルペスの治療では、薬物療法が行われます。
非常に感染力の強い病気ですから、早期に治療を行うことが重要です。
治療に用いられる薬剤は、抗ウイルス薬や抗生物質です。
抗ウイルス薬は、単純ヘルペスウイルスの活動を抑えるために服用します。
一方、抗生物質は、二次感染を予防するために服用します。
ちなみに、薬局ではアクチビア軟膏という、口唇ヘルペス用の塗り薬が販売されています。
ですので、応急処置や病院へ行く時間を確保できないような人は、
とりあえずこの軟膏を使って、症状を改善しても良いかもしれません。
また、口唇ヘルペスを発症したら、家族など、身の回りの人への感染拡大に注意しましょう。
例えば、家族同士で同じタオルやコップなどを使用するのを控えましょう。
口唇ヘルペスは、体力が低下していなければ感染する可能性は低いですが、念のため予防策は講じておきましょう。 患者さん自身は、薬物療法を行うと同時に、体力の回復に努めましょう。
上記に口唇ヘルペスについての詳細をまとめました。参考にしてくださいね(^O^)
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき