インプラントの手術後、腫れたりしないのか?
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日も猛烈な暑さでしたね!!知樹くんが保育園のお泊り教室で群馬に出かけていて夕方帰って来ました。
お泊りして川遊びをしたり、友達と楽しく過ごしてきたようでなんだか成長した感じがしますね(^-^)
今回のテーマは「インプラントの手術後は腫れたりしないのかについて」です。
インプラント治療では手術を行うため、手術後はどうしても痛みや腫れが起こります。
最も、それは分かっているという患者さんがほとんどですが、
「いつまで痛みや腫れが続くのか?」、「なぜ痛みや腫れが起こるのか?」などの不安があるでしょう。
そこで、ここではインプラントの手術後の腫れについて説明していきます。
1. 腫れが続く期間
2. 腫れをおさえる方法
3. 不安な際は歯科医院に行く
4. 腫れに関する注意点
5. 事前の説明や質問が重要
6 まとめ
1. 腫れが続く期間
テーマの質問に回答すると、インプラントの手術後に腫れるのは事実です。
問題なのはその腫れがいつまで続くかという点です。そもそも腫れは広い範囲で手術を行ったり、骨を増やす治療を行ったりした場合に起こりやすい症状で、時間の経過とともにおさまっていきます。
具体的な期間は個人差があるものの、一般的には5日~10日と1週間前後の期間が掛かります。
また、同時期に腫れだけでなく痛みを伴う場合もあり、痛みもまた腫れと同じくらいの期間でおさまります。
少しでも早く腫れや痛みがおさまるよう、手術後の注意点を歯科医に確認しておくといいでしょう。
2. 腫れをおさえる方法
手術後、すなわちインプラント治療後には歯科医院で薬が処方されます。
薬の種類は歯科医院によって異なりますし、患者さんの健康状態によっても異なります。
こうした薬を歯科医の指示を守って飲むことが腫れや痛みをおさえることに繋がります。
ちなみに、処方される薬は一般的に痛み止めや抗生剤や消炎剤が主でしょう。
また、腫れをおさえるために口内は常に清潔な状態に保つことを心掛けてください。
とは言え、普段どおりの歯磨きは傷口を悪化させるため、この場合の注意点も歯科医に確認してください。
3. 不安な際は歯科医院に行く
手術後に痛みや腫れなどが気になった際は、我慢せずに歯科医院に行くか問い合わせをしてください。
確かに手術後には痛みや腫れが起こりますし、問い合わせたところで解決しないかもしれません。
しかし、場合によっては何らかの処置が必要な状態になっている可能性もあるのです。
例えば、痛み止めを飲んでも痛みがおさまらなければ薬が合っていないのかもしれません。
出血や腫れの度合いによっては、手術した周辺の組織に何らかの問題が発生しているのかもしれません。
こうした事態の可能性もあるため、何か気になった際は必ず歯科医院で診察してもらってください。
4. 腫れに関する注意点
手術後の数日間は腫れることがあるものの、腫れの度合いによっては歯科医院に相談してください。
例えば3日腫れが続くこと自体に問題はないものの、頬が腫れるほど大きなものなら別です。
問題ない可能性もありますが問題がある可能性もあり、それは診察してみないことには分かりません。
このため、目立つほど気になる腫れが続く場合は歯科医院に行って診察を受けるのが確実です。
また、「腫れへの対処=冷やす」という感覚を持っている人が多いですが、冷やしすぎるのも問題です。
特に氷で直接冷やすような真似をしてしまうと、血流が悪くなって回復が遅れる可能性があるのです。
5. 事前の説明や質問が重要
インプラントは治療そのものだけでなく、手術を行うという点で患者さんは治療後の不安もあるでしょう。
このため、本来は担当の歯科医が手術後の状態や注意点などを細かく説明します。
正直言って、その説明がない歯科医院は安全性や信頼の面であまりおすすめできません。
また、患者さんも遠慮なく手術後の疑問点や不安点を歯科医に質問すべきです。
「手術後はこういうものだ」という独断の割り切りは、思わぬ事故や問題に発展する危険性があるのです。
歯科治療にそれはオーバーだと思うかもしれませんが、インプラントはそれほど大きな治療なのです。
まとめ
いかがでしたか?
最後に、「インプラントの手術後は腫れたりしないのかについて」についてまとめます。
腫れが続く期間 :個人差があるが、一般的には5日~10日。腫れだけでなく痛みを伴うこともある
腫れをおさえる方法 :手術後に処方される薬を指示どおり飲めば、腫れは次第におさまっていく
不安な際は歯科医院に行く :痛みや腫れが気になった時は、我慢せずに歯科医院に行って相談する
腫れに関する注意点 :目立つほど気になる腫れなど、状態次第では歯科医院に行って相談するべき
事前の説明や質問が重要 :腫れの件も含め、手術後の不安点や疑問点は事前に歯科医に質問する
これら5つのことから、インプラントの手術後は腫れたりしないのかについて分かります。
ちなみに、最近では腫れない工夫をして手術する歯科医院もあります。
例えば、麻酔専門医が静脈内に消炎剤を入れながら手術を行うなどの方法です。
このため、腫れが気になる人は「手術後の腫れの有無」を歯科医院選びの基準の一つにしてもいいでしょう。
どちらにしても大切なのは「我慢しないこと」です。例え腫れると分かっていても、
それが我慢できないものなら歯科医院に相談することで思わぬ事故の予防にも繋がります。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年8月2日