チタンの入れ歯は金属でも軽い!!
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は日中の暑さはそこそこで暑すぎなくて過ごしやすかったです。
明日からは台風13号の影響もあって雨が続くようですね!!
さて今回の歯の話ですが、チタンという金属についてです。
テレビなどでチタンという言葉をよく耳にします。
チタンフレームのメガネ、チタンのゴルフクラブ、チタンを使った乗り物などありますが、実際にはどのような金属かご存知でしょうか?
この金属には、他の金属にはない優れた特徴をもっています。それは軽さと生態親和性です。
まず軽さですが、入れ歯に使われる金属の中では一番の軽さを誇り、金合金の約4分の1の軽さです。
軽いということはそれだけお口に入れている違和感が少ないということなので、重い入れ歯からあなたを解放してくれます。
生態親和性とは、人間の身体との馴染みやすさのことです。人間の身体というものは、体内に異物が入ると外に出そう出そうとします。
例えば転んで怪我をし、砂や小石が傷口に入ってしまっても、しばらくすると身体が反応して体の外に排出してくれます。
しかしチタンは身体との馴染みがいいのでそのようなことがありません。腐敗しにくい素材のため人体に影響を及ぼすこともほとんどないのです。
つまりアレルギー反応の心配がないのです。インプラントにもチタンが使われているのはそういった理由があるわけです。
以前より歯科分野でもチタン素材の利用に注目していました。
ただ一昔前まではチタンをうまく加工できないという技術的な問題があり、なかなか治療に取り入れることができませんでした。
しかし技術革新やチタン合金の開発により、技術的な問題も解決して、患者さん一人一人のお口にぴったりの入れ歯をつくることができるようになったのです。
チタン素材の入れ歯は、先ほどの金属床義歯の長所と特徴を持ちながら、さらに軽さと生態親和性が加わった非常に優れた入れ歯といえます。
軽いだけでなく、歯ぐきとの適合性や吸着性にも優れているため、入れ歯への抵抗感をかなり減らすことができます。
ただ通常の金属義歯(保険外)で使われるコバルトと比較して修理がやや難しくなるという欠点も持っています。
ですから通常の金属義歯(保険外)のものよりも技工士さんの苦労があるので費用も高くなるのです!!
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックへお越し下さい。
久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年8月6日