歯の根の治療時の通院間隔
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日に引き続いて小雨で寒い一日になりそうです。
今回は歯の根の治療もしくは神経の治療時に患者さんに気をつけていただきたいことについて
書いてみます。一般論として、歯の根の治療時には患者さんはあまり治療部位の歯で噛むべきでは
ありません。簡単に考えていただいてそこは怪我をしている歯になります。怪我をしている時にそこを
使えば当然治癒は悪くなり遅れます。怪我をした部分は安静にするべきなのは当然です。
ですから神経の治療中はその他の部位で噛むように意識し、治療中の歯では噛まないほうが良いのです。
歯を叩いた時に響くと患者さんがおっしゃるのはその歯で噛んでいる何よりの証拠です。
話は変わって神経の治療に用いる消毒のお薬についてです。私が使用している水酸化カルシウム系の
貼薬剤カルシペックスやビタペックスなどは一か月程度もしくはそれ以上の期間消毒効果が
持続します。ところがその他のほとんどの貼薬剤は2週間を超えると根管内の消毒効果は
なくなります。そして逆に細菌が増殖してしまいます。ですので神経の治療中に通院をほったらかした
患者さんは急に歯茎が腫れたり、激痛に見舞われるのです。これは患者さんの免疫力が低下した時や
仕事が忙しく、疲れがたまった時などのタイミングでなりやすいと考えます。
結論としては神経の治療が始まったらどんなに忙しくても、2週に一度程度は歯科に通院するべきでしょう。
ほったらかした場合最悪のケースは抜歯となります。そのような患者さんにも今まで多数出会ってきました。
しっかり通院すればこのようにならずに済みますので特に神経の治療中の通院中止だけは
避けるようにしましょう!!
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき