新しい入れ歯を作る際の手順
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は雨が降っていなくて気温も23度ほどなので非常に過ごしやすいです(^O^)
今回は保険の入れ歯の作り方についてご説明致します。
保険の入れ歯は製作に通常4回ほどかかります。(場合によっては5回以上)
その製作手順は
1 患者さんの歯茎および残った歯の状態の型をとります
この時入れ歯の安定を良くする為に、外れにくくするために残った歯を少し削って入れ歯の沈下を防ぐ部分を作ります!
このステップできっちり沈下を防ぐ部分を削らないと良い入れ歯は決してできません。
2 噛みあわせの高さを決めます
このステップは鼻の下から顎の下までの距離を決めることになります。噛み合わせを低く作ってしまうとホウレイ線が深く
入ってしまい、年老いた顔貌になってしまいます。他院の入れ歯に不満を持って当院にいらっしゃる患者さんの大半がかみ合わせが低い
入れ歯です。この段階できちんと患者さんの顔貌とかみ合わせの高さをきちんと評価出来る目があればそんなことにはならないのですが( ;∀;)
総入れ歯においてよくこのケースを見ます。
当院では鏡で自分のホウレイ線の入り方や表情を見ていただいて、直接患者さんとディスカッションすることもあります。
3 試し入れをします
このステップではまだ完成していないので、歯の形や大きさ、向き、全体の感じなどまだ直しがききますので患者さんはこうだったらいいなとか
あれば是非Drにきちんと言うべきです!
4 完成です
かみ合わせの調整を行い、ワッテや煎餅をかんでいただき、痛みがないかを確認いたします。
入れ歯は完成してからがスタートです!
なぜなら新しい入れ歯は新しい革靴のようにご飯を食べるのに使ってみると靴擦れのように当たって痛い部位が必ず出ます。
新しい入れ歯が患者さんの歯茎に沈み込んでいく過程で必ず強く当たる部分が出るからです。
この調整や噛み合わせの調整を何回か繰り返し、患者さんも新たな入れ歯に慣れていくわけです。
いきなり完璧に不都合なく使える入れ歯を提供することはどんな先生でも不可能です。
☆いしはた歯科クリニックでは入れ歯でどのように食べるのが良いのかについて指導しております!
残った歯をいかに使うかで入れ歯や残った歯の寿命が変わるからです。
ここが他院とは決定的に違うところだと思います!!
では長年使っている入れ歯をお持ちの患者さんは自分の入れ歯があっているかいないかは
どのような点に注意してチェックすれば良いでしょうか?いずれこれについては記載致します。
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき