欠損の治療法 入れ歯について
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は涼しさよりも蒸し暑さが上回り、蒸し暑いです。まさに秋雨ですね!
入れ歯についてここ2日書きましたが、今回は欠損がある場合の治療法の一つとして改めて入れ歯について説明したいと思います。
進行したむし歯や歯周病で抜歯した時、抜いた歯の機能を補うものを 入れる治療が必要になります。
その方法の一つが部分入れ歯です。保険の部分入れ歯の話をします。
部分入れ歯は基本的な考え方として欠損している部分の両脇の歯に 金属のバネを引っ掛けて外れないようにします。
また歯に引っ掛けた入れ歯が必要以上に沈下をしないように バネをかける歯を少し削りストッパーとなる部位を歯に設けます。
入れ歯はお食事の度に取り外し、洗わないといけません。
また入れ歯は食べ物を潰すことはできますが、基本的には噛み切ることが出来ません。
ただし、人によっては何でも問題なく噛める、ステーキも噛めるとおっしゃる方もおります。
かみ切れるかどうかは本当に人によるのでこれはなんとも言えません。
大多数は自分の歯があった昔と比較して お餅を食べるとくっついて浮いてしまう、
お肉が噛み切れないなど 食事に不満を感じることが多いようですが。
では入れ歯のメリット、デメリットです。
○ 入れ歯のメリット
歯を少ししか削らなくて良い 治療費が安い 治療期間が短い 歯のお掃除が楽
○ 入れ歯のデメリット
咀嚼力が落ちる →天然の歯と比較すると30~40%の咀嚼能率と言われている。
口の中に異物感があり、慣れるまでは不快感がある しゃべりにくい 食べ物がはさまりやすい
入れ歯が入っていることがわかってしまうのが気になり、口を開けて 笑ったり、話したり出来なくなる
ちなみに保険の入れ歯は4年で80%が使用不能になるという 研究結果があります。
理由は入れ歯のバネなどが壊れる、入れ歯のバネを かけている歯が虫歯や歯周病になるので作り直しになるなどです。
歯を極力削りたくない方で金属のバネが見えても構わない方には保険の入れ歯をおすすめします。
参考までに書くと保険治療で出来る入れ歯とブリッジで
どちらがより 美味しくご飯を食べられて、噛めるかというと絶対にブリッジです。
いしはた歯科では出来る限りブリッジが出来るケースではブリッジをおすすめしております。
歯磨きの煩雑さはありますが、そちらのほうが食事がおいしく味わえるわけですから幸せだと思います。
ただし入れ歯でも自費の入れ歯であればこういった問題はクリアされます。
いしはた歯科でおすすめのコーヌス義歯であれば お餅やせんべい、タコ、イカ、ピーナッツなど
何でも普通の歯と ほぼ変わらずに食べられます。 さらに長持ちするという最大のメリットがあります。
入れ歯についてご相談がある方は何でもご質問下さい。
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき