ブリッジを入れたケースの歯磨き
こんにちは!
いしはた歯科院長の石幡一樹です。
今日の久喜は爽やかな秋晴れです。運動会をやるには最適な週末だと言えます。
天気に恵まれてよかったですね(^O^)
今回はブリッジの入っている方の歯磨きについてです。ブリッジは真ん中の歯が何らかの原因で抜歯になった後に
その両脇の歯を削らせていただいて歯があるかのように見える治療です。
橋を架ける感じなのでブリッジと言います。そしてブリッジが長持ちするのかしないのかは
患者さん自身のブラッシングが非常に大きな影響を与えます。
そこで今回はブリッジの下の歯磨きについて記載します。
ブリッジには実際には歯がない部分の
歯茎の上に歯の形をした我々歯科医がポンティックと呼ぶ部分があります。
このポンティックの形態には様々あり、歯茎から完全に浮いている形態や、
久喜で初めて見ましたが、完全に歯茎にくってけて、歯間ブラシが全く通らない形態
それ以外にも何種類か形態があります。ブリッジを支える両脇の歯の隙間とこのポンティックの
下をしっかり清掃することがブリッジの持ちに大きくつながるのです。
ブリッジの下を清掃する器具についてですが、歯間ブラシとスーパーフロスというものがあります。
これらを使用し、最低一日一度寝る前の歯磨きの時が良いかと思いますが、
普通の歯ブラシに加えて、この歯間ブラシやスーパーフロスでブリッジの脇と下を必ず!お掃除して下さい。
個人的にはスーパーフロスは使い方が中々難しいので、
歯間ブラシのもっとも細いサイズのもの(4S)を使用するのが良いかもしれません。
特に新患で歯茎を腫らしていらっしゃる患者さんの中にはブリッジを作ってもらった歯医者で
そんな説明はなかったし、初めてその話を聞いたと驚きのコメントをする方がおります。
歯茎とポンティック(ダミーの歯)の間に汚れがたまれば歯茎は炎症し、出血したり
かなり腫れたりすることもありえます。ですので特にポンティック下部の清掃は気をつけて下さい。
以前書きましたが、ブリッジの寿命は大体8年と言われておりこれを過ぎても
問題なく機能する場合はあります。20年程度もつケースも多々あります。しかし、年数の経過とともに歯茎が後退したり、
物が詰まりやすくなって虫歯や歯周病になりやすくなります。もちろん口臭の原因にもなりやすいです。
その為、痛みなどの問題がなくても定期的にチェックしていく必要性があります。
これが重要です!!ブリッジについて何かご質問があれば遠慮なくお尋ねください。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき