下の総入れ歯の方の注意点

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日よりは暖かいもののこの時間の気温が7度しかなく真冬の寒さです。

今回は総入れ歯の方の食事の仕方についてご説明致します。
総入れ歯を入れた場合に難しいのは、口を開ける時、物をかむ時、下顎総入れ歯をどのように使えば
浮き上がらせることなく、使えるかということです。
上顎の総入れ歯は、面積を広く出来るのでピタッと吸い付くようなものが楽にできるのですが、
下顎の総入れ歯の場合は歯茎の幅が狭く動き回る舌が内側に存在するために、
ピタッと吸い付くようなものを作ることは難しいとされます。
舌は非常に強い筋肉ですので動かしていたら吸着は壊され、当然下の総入れ歯は動きます。
しかし、その義歯の使い方によっては、口を開けたり、物をかんだりするときに浮きにくくすることができるようにできます。
下の総入れ歯が動くという患者さんの中には舌を好きなように動かしたり、口を開ける時にすっと舌をひいてしまう方が
いらっしゃいます。この口を開ける時に舌をひくという行為をすると下の入れ歯の吸着は簡単に壊され
どんな名人が作った入れ歯でも必ず浮いて、動いてしまいます。舌は下の入れ歯の前歯の裏側に口を開ける時に
置いておかないと絶対にダメです。当院ではこれについてもきちんと指導しております!!
 
下の総入れ歯の方が気をつけるべきこと
その1 :口を開けるときには舌先も一緒に持ち上げてはならない。
     舌先は、下顎の内側の前歯部付近にそっと押し付け、舌の左右両側を下顎の左右両内側に押し付けるようにする。
     舌全体を膨らませて、歯の上にはみ出させるようにして、口を開けたときに
     舌が浮き上がらないようにする方法もある。
 
その2 :総義歯で物をかむときには、通常の歯列がそろっている時の「片側がみ」とは異なり、
     左右両側で同時にかむ「両側がみ」をしなければならない。
     通常一般に行う片側がみを行うと、下顎総入れ歯の一側にだけ力が加わるために、
     反対側の入れ歯が浮いてしまう。「両側がみ」を行うと、力が左右両側に均等に加わるために、
     義歯が浮かなくなり、その結果安定してかむことがで出来るのです。

当院はいしはた歯科クリニック 久喜顎関節・入れ歯センターという名称があります。
院長の私は東京医科歯科大学病院の入れ歯科で専門的に差し歯や入れ歯の治療を
してきました。そして父は顎関節症について全国歯科医師会から講演会を頼まれるレベルのドクターでした。
うちの医院は久喜の他院と比較して入れ歯や顎関節症の治療が得意ですので、他院で治せなかったり、
入れ歯を作ったけれど合わずにお困りの方は、かかっている病院があるので、その先生に
悪い、申し訳ないと遠慮せずに是非お越しください。必ず解決します!

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

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