噛みしめをやめる方法とは?
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日の雨よりは暖かいですが、北風が強く吹いてまだまだ寒いです。
明日からは春らしい暖かさになるようですね(^-^)
今回は父が著書「歯と全身に効くかみ方の秘訣」の中で書いてある噛みしめや食いしばりをやめられる
最も理にかなった方法について書かせていただきます。当院ではこの方法を噛みしめや食いしばりの見受けられる方に
説明しておりますが、下記により詳細にそのやり方について書きますのでこれを読んで興味を持たれた方は
是非実践してみてください。きちんとした話を聞きたい方は是非来院してくださいね(^-^)
私が最も効果がある方法としておすすめするのは、ストレッチです。私の考えだした方法はただ単に
かみしめをやめるのを目的とした方法ではなく、筋肉が短くなって瘤のようになっている
顔面を引き伸ばす、閉口筋を伸ばして顔に入った力を抜き、頬部のふくらみや張りを消す、
それに伴って生じる鼻唇溝も消す、などの効果を考慮したものです。しかも下顎が滑走運動しやすくなる
という優れものです。まず、鼻の下を伸ばします。その状態で、上下の唇を接触させるのです。
これだけで、上下の奥歯の間には1センチ以上の間隙が生じます。やり方をさらに詳しく述べます。
口を中程度開きます。その状態で、鼻の下を伸ばして上唇で上の前歯の先端を覆います。
また、下の前歯を下唇で覆います。その状態のまま、上唇と下唇をそっと触れるのです。
よろしいですか、そっと触れるのですよ。奥歯の接触に意識を向けるのではなく、鼻の下を伸ばすことに
意識を向けるのですから、奥歯の接触を気にすることにはつながらないので、このこと自体が全くストレスには
なりません。ですから、接触状況が悪化することはないし、第一1センチ以上の間隙が生じるので、
上下の臼歯が接触するはずがないのです。そのままの状態で、舌を下顎の前歯の前と下唇の間にできる間隙に入れて、
上下の唇を離さないままの状態で、差し込んだ舌の表側で下唇部を前方へ押す訓練をしましょう。
すべてを一回で行うことは難しいので、まず「前がみ」の基本となる鼻の下伸ばしができるようになるまで、
十分訓練を行ってください。上下の唇を伸ばしてそっと触れる行為を行うときには、口を開ける時も大事になります。
鼻の下を伸ばして上唇と下唇を接触させやすくするためには、常に上下の唇がそのような状況で接触しやすいように
しておくことが肝心なのです。そのためには口の開け閉めの運動が重要なカギになります。簡単に言うと、
口を開ける時に歯だけ大きく開けて、できるだけ唇は閉じておく、この時に鼻の下をできるだけ伸ばしながら行うのです。
ウ、オ、アと口を開けるのです。ウ、オ、アのウで少し開け、ウオで鼻の下を伸ばして上の前歯を覆って、下の前歯も覆う、
アで歯だけを大きく開けて、唇はできるだけ残しておく、という状態にする。一日数回、ウ、オ、アの開口訓練を行う。
この場合、くれぐれも注意しますが、上下の唇を閉じたままで上下の歯を開けるという感じにするのです。
順序として、決して唇を先に開けて後から歯を開けることのないようにしてください。歯を開けてから唇をあけるという
順番で開けるようにすることをお忘れなく。 出典 「歯と全身に効くかみ方の秘訣」より
上記に噛みしめをやめる為に効果的に方法をまとめました。是非やってみて下さい。
自信をもってお勧めできます(^-^)
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき