銀歯がしみる場合の治療法

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は風が凄く強い一日です。
さっきは身体をあおられました(ー_ー)!!
昨日のブログで銀歯がしみる原因について書きましたが、こんかいはその場合の治療法について書きます。

1-1. むし歯治療

銀歯の奥がむし歯になってしまっている場合や、歯にひびが入ってしまっている場合、
更には、神経が耐えられなくなってしまった場合には、むし歯治療を行います。
この状況はレントゲン写真により判断できます。そして、被っている銀歯を外し、直接治療に入ります。
原因となるむし歯や、その他の原因を取り除くことにより、しみる症状を改善していきます。
また、神経が原因の場合には、神経を取らざるを得ない状況かもしれません。
神経は歯の寿命を長くするためになるべく残したいものですが、神経が原因となる場合には早急に神経を取る必要があります。
歯科医師と相談し、今後の治療計画を立てましょう。

1-2. 知覚過敏や歯の根っこの露出によりしみる場合の治療

歯の根っこが露出してしまい、その部分がしみてしまっている場合には、その部分のみの治療を行います。銀歯は外しません。
知覚過敏の場合には、知覚過敏予防の専用のお薬を塗布します。
更に歯の根っこが露出している場合には、その露出した部分のみ専用の樹脂で覆っていきます。
治療中にしみることはありますが、この治療により、ほとんどが改善されます。
しかし、樹脂は数年で必ず劣化することので、定期的にやり直す必要もあります。
定期健診時などに歯科医師に確認してもらい、違和感が出た場合もすぐに対処してもらいましょう。

1-3. 治療直後にしみた場合

この場合は前述したように、歯に慣れてもらうしかありません。1週間ほどで落ち着きますので、しばらく放置しましょう。
歯がしみないよう、すごく冷たいものや熱いものを歯が落ち着くまで控えましょう。
また、2週間以上しみてしまう場合や不安な場合、痛みが強くなってしまった場合には、歯科医師に相談しましょう。

2. 歯医者に行くまで我慢できない痛みが出た時には

しみてしまった場合、早く原因を改善するために、なるべく早く歯科医院を受診したいものですよね。
しかし、生活の状況から、なかなか歯科医院に来院することができない場合、
そして痛みが強くなってしまい我慢できない場合はどうしたら良いでしょうか。
痛みのみを取る場合はやはり、市販の痛み止め薬を服用することでしょう。
様々な痛み止め薬が薬局にあるので、歯科医院に行くことができるまでの一時的なお薬として服用しましょう。
また、冷たい物や熱い物によってしみてしまうので、なるべく刺激の強い食べ物を避けるようにしましょう。
原因となる歯の位置が大体予測できる場合には、その歯をしばらくの間使わない様に生活しましょう。
しかし、あくまでも一時的な対策にしかなりません。冷たいものがしみる場合には特に、神経がある場合がほとんどです。
神経があるからこそ、冷たいものがしみるのです。神経は残した方が良いので、その場合には早めの治療が一番です。
逆に熱いものがしみてしまう場合には注意が必要です。もしかしたら神経までむし歯が到達しているかもしれません。
神経の治療は痛みが出る場合が多く、更には治療が長引き、歯の寿命も短くなってしまいます。
そうならないためにも、時間を見つけ早い段階での治療をおすすめします。

まとめ

銀歯が被っていても、歯がしみてしまうことはあります。そして銀歯が被っているので、原因を直視することは難しいです
。原因は様々ですから、ご自身で判断することは危険です。歯の神経を残すためにも早めの治療が求められます。
さらには、銀歯を外さずに治療できる場合もありましたね。原因を早く見つけ、治療していきましょう。
歯がしみてしまうと、食べ物にも影響してしまいますね。
美味しくご飯を食べられるように、しみてしまったら、歯科医師に相談し、早く原因を突き止め改善していきましょう。
一番早く改善することは歯科医院を受診することですから、我慢せずに気軽にご相談下さいね(^O^)

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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