入れ歯の中では一番噛めるコーヌス義歯

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日は朝から雨が降っていて涼しいです!!私は休みですが、今日は予定がつまっていて忙しいです(ー_ー)!!

今回はばねがなく、見た目も良くしっかり噛めるコーヌス義歯について説明致します。
保険のきく部分入れ歯は残った歯に金属のバネを引っかけて外れにくくするわけですが
やはり維持力(外れるのを防ぐ)には限度があり、
噛みごたえのあるものやお餅などの粘着性の食品を食べる際には動いてしまいます。
対してコーヌス義歯は残っている土台とする歯に金属の被せ物をし、その上から入れ歯を
装着するという二重構造の部分入れ歯です。わかりやすく言うと茶筒の蓋が外れないことがありますよね?
コーヌス義歯はこの金属と金属の摩擦によりふたが外れにくいこと利用している義歯です。
なので全く動かず保険の入れ歯では中々食べにくいお餅やタコ、あわび、固い煎餅など
も食べられます。残った歯全体を利用してさらに歯茎でも支えていますので
入れ歯の中では最も物をかむ能力が高く、ご自分の歯に近い
感覚でお食事を召し上がれます。また、取り外してお使いになれるために清潔で、
入れ歯で最も気になる金属のバネが必要ないことにより若々しい装いとなり
見た目にも綺麗です。保険適応外ですが入れ歯の大きさも小さく作ることが
出来るので使用感もよく、長期間(20~30年)使用することが可能です。
ちなみに保険の入れ歯はバネをひっかけている歯が虫歯や歯周病で抜くことになったり、
バネが折れて使えなくなることが原因で4年で80%が駄目になるという研究結果があります。
保険の入れ歯で10年持っているのは総入れ歯だけです。
せっかくなら何でも噛めて長持ちする入れ歯を作った方が良くないですか?
これは洋服や車、鞄などを買う時に考えることと同じだと思います。
お金を払えばいい物が出来ると思っていただいて間違いないです。
コーヌス義歯は高血圧や糖尿病など全身疾患をお持ちの方、もしくはインプラントの
外科手術が心配だったり、怖くてやりたくない方でも行うことができます。
入れ歯ではありますが、咀嚼能力としてはインプラントにそこまで劣らないと思います。

要注意!!

コーヌス義歯は町の開業医の先生誰もが出来るものではありません。
特に私のようにある程度若い歯科医になるとコーヌス義歯を扱えるDrは100人中10人も
いないと思われます。大学病院などでしっかり入れ歯を勉強した先生が行わないと出来ません。
久喜周辺であれば当院にいらしていただければ間違いないですが、
その他の町で入れ歯でお悩みの方がいらっしゃいましたら、しっかりとその病院のDrと相談してみて下さい。
もし入れ歯のことでご相談がありましたらいしはた歯科クリニックまでご連絡下さい。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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