歯ぎしりの治療

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇り空でそこまで暑くはありませんでした。これくらいだと過ごしやすいですね(^-^)
さて昨日歯ぎしりにより生じる症状についてまとめましたが、今回は治療についてまとめました。

1-1.マウスピースによる治療方法

歯ぎしりは原因が不明なために治療を行なっても確実に止めることはできません。
しかし、そのままでは歯や顎に悪い影響を及ぼすためマウスピースによって守る必要があります。
マウスピースは人工のものなので削れてしまっても作り直すことができますが、歯や神経を失ってしまうと元に戻すことはできないのです。マウスピースは歯医者で型取りをして、自分に合ったものを作ってもらうようにしてください。

1-2.噛み合わせの治療方法

噛み合わせが悪い=歯ぎしりではありませんが、正しい噛み合わせにすることは重要です。
抜いた歯や治療途中の歯、痛い歯などは治すことによって、左右両方で噛める噛み合わせにします。

1-3.矯正治療

歯並びが綺麗な方でも歯ぎしりをする方もいるので、確実に矯正治療をしたからといって歯ぎしりが止まる訳ではありません。しかし、矯正治療後歯ぎしりや顎の痛みが軽減する方は多く、矯正治療も有効な手段の一つです。

1-4.ボツリヌス菌

無毒化したボツリヌス菌を緊張した筋肉に入れ、筋肉の動きを止めます。これは顔のシワを取るために使われているものを歯ぎしりの筋肉に応用したもので注射で入れ3か月くらいもつと言われています。

1-5.自己暗示療法

癖を取るように日中意識のある時から歯と歯を合わせないように意識し、寝る前にも暗示をかけて歯ぎしりしないようにします。意識し続けることによって、習慣化していた歯ぎしりが減ってきます。

1-6.口の周りのマッサージ

緊張している筋肉の凝りをほぐし、口の周りの筋肉をリラックスさせます。筋肉の張りを取ることによって小顔にもなります。

2.子供の歯ぎしり

子供も歯ぎしりをする場合があります。成長に伴い顎が大きくなったり、生え変わりによって噛み合わせが変わったりします。その変化に対応するために歯ぎしりをして噛み合わせを自分で調整しています。また、場合によってはストレスによって起こることもありますので、スキンシップを多くとり安心させてあげてください。

まとめ

歯ぎしりは歯や顎にとって虫歯や歯周病より怖いものです。歯ぎしりによって虫歯や歯周病が悪化しやすくなったり、歯自体が割れてしまうからです。歯ぎしりの原因は完全には解明されていませんが、歯ぎしりをしている人はストレスをうまくコントロールし、マウスピースなども利用して、歯や顎の負担を減らしてあげる必要があります。
また上記に治療方法を列挙しましたが、当院ではマウスピースによる治療のみを行っております。

親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。

久喜市 歯科 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき

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