繰り返しやすい口内炎について
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は日中は穏やかな天気で過ごしやすい感じです(^-^)
今回は久々にいらした患者さんが口内炎だったので口内炎について書かせていただきます。
口内炎と我々が呼ぶのはアフタ性口内炎のことです。
口内炎には3種類あり、見た目からは「カタル性口内炎」、「アフタ性口内炎」、「潰瘍性口内炎」に分類される。
また痛みの有無から有痛性口内炎と無痛性口内炎に分類される。
上記分類の中にあるように細菌やウイルスに感染することによって発症するものもあるが、
多くを占めるアフタ性口内炎についてはその発症のメカニズムとして以下のことが考えられている。
ただし、現在のところ正確には分かっていない。免疫学的異常が関わっているのではないかという説もある。
偏食による鉄分やビタミンの不足
ストレスや睡眠不足
不正咬合や、歯ブラシなどによる粘膜への物理的刺激(口内を噛むなど)
唾液の不足、口腔の乾燥
口腔内の不衛生
歯磨き粉成分による粘膜の損傷(ラウリル硫酸ナトリウムなど)
また、口内炎になりやすい体質の人(食物アレルギーの人や粘膜の薄い人)もいる。
さらに、ビタミン欠乏症の症状として口内炎が現れることもある。
なお、口内炎の原因として「食べ物の好き嫌いが多い」「胃腸粘膜が荒れている」という説があるが、
これらが原因でないこともある。偏食並びに胃腸と口内炎とでは因果関係が認められない場合があるからである。
症状[編集]
アフタ性口内炎の患者(中央の白く変色した部分がアフタ)代表的な「アフタ性口内炎」は
口内粘膜に直径5ミリ程度の灰白色斑(アフタ)をつくり痛みを伴い、悪化すると滲み出るように出血する。
通常は一週間程度で自然に完治するが、複数箇所に口内炎が発症する重度のものでは
痛みのあまり摂食不能になることもある。また、口の中が清潔でない場合は口内炎の発症時に口臭を伴うこともある。
なお口内炎はヒトだけでなく、イヌやネコ等の動物にも発症する。
診断 無痛性口内炎は全身性エリテマトーデスを疑う。有痛性口内炎ではベーチェット病等が原因の事もあるが
これ単独ではアフタ性口内炎等との区別は難しく、基礎疾患が疑われる場合はその検査が必要である。
治療 基本的に歯科や耳鼻咽喉科、口腔外科で行う。また、皮膚科や内科で治療してくれるところもある。
ただし、全身的疾患に起因するものはその疾患の専門科による治療が第一である。
軟膏
ステロイド、もしくはムラサキから抽出されたシコンエキスなど、抗炎症薬を含む軟膏を患部に塗布する方法。
アフタの部分を物理的刺激から軟膏の基剤で保護する意味もある。口腔用のデキサルチン軟膏が多い。
パッチ(貼り薬)
患部に、軟膏と同じく抗炎症薬を含んだパッチを貼る方法。軟膏と同様、アフタの保護も期待できる。
ビタミン剤
ビタミンBの不足が原因の口内炎を治療するときに用いられる。
主に内服薬として処方するが、注射や点滴などを用いて投与する場合もある。
硝酸銀
広く普及していたが毒性のある硝酸銀を用いる。場合によっては効果がないどころか
逆に症状を悪化させてしまうこともあることから、現在ではこの治療方法は稀である。
レーザー治療
レーザー光を用いてアフタの部分を焼く方法。前述の硝酸銀を用いた治療よりも安全に患部を焼くことができる。
その他
上記にあげた治療法以外にも患部の洗浄やトローチなどを用いた治療法があり、
上記の方法を2種類以上組み合わせることもあります。
以上口内炎についてまとめました。個人的にはストレスが発生要因の一番手な気がします((+_+))
なにかと忙しくストレスの多い世の中ですが、出来るだけストレスをためないように皆様気をつけましょう!!
今回の患者さんは一族でもお父さんとおばあさんが口内炎の多い方とのことでした。
きっとこの場合良くない体質ですが、口内炎の出来やすい体質が遺伝してしまったのでしょう(ー_ー)!!
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき