夜寝ている間の歯ぎしりについて
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日は日中は暖かでしたが、夜になったら空気が冷たいです。
木曜日なので私は休みでしたが医院は元気に診療中でした。
来シーズンに備えてマイスキーを購入するために都内のスキーショップに出かけてきました(^-^)
気に入ったのを見つけたのですが一度考えて購入しようと思います!
さて歯の話ですが今回は歯ぎしりについて書いてみようと思います。
我々歯科医師は歯ぎしりをグラインディングやブラキシズムと呼びます。
歯ぎしりは自分では意識の無い、睡眠時に多く行われる習癖の一つです。
通常の食事の時などでは出すことのできない異常に強い力で
上下の歯を噛んですり合わせます。
ギリギリと音がするというイメージがありますが、音がしない場合もあります。
歯ぎしりは生理的なものと病的なものに分けられます。
これはNHKのためしてガッテンで言っていたのですが
生理的な歯ぎしりとは日常のストレス発散の為に貧乏ゆすりと同様に生体が
勝手に行うものだということです。よく3歳くらいのお子さんのお母さんから
「うちの子は夜中に歯ぎしりをするのですが大丈夫ですか」と聞かれるのですが
まさにこれのことです。ちなみに芽久実先生も夜中に歯ぎしりをします。
一緒に寝ていて心配になって歯ぎしりを止めようと
顎を触ったら起きてしまったこともあります(+_+)
またうちの上の子の知樹くんも1歳2か月の時に歯ぎしりをしていてびっくりしたこともあります。
ですので生理的な範囲での歯ぎしりは全く問題なしです。
では生理的と病的の境は何かというと
歯のすり減り方がまったく違います。生理的な歯ぎしりでは歯がすり減りません。
病的な歯ぎしりは一番よくわかるのが、下の前歯の先端を見てください。
普通の方は下の前歯の先端が線状になっていますが、
病的に歯ぎしりをされる方は先端がすり減って面上になっております。
これが判断基準の一つです。
歯ぎしりや食いしばりを行うことで歯や歯周組織、顎関節に不要な力が
かかりダメージが蓄積されていきます。
不必要で異常な力は口腔の様々な問題を引き起こしてしまいます。
現代のストレス社会の中、歯ぎしり、くいしばりは、頻度や程度に差はあれ、
かなりの方がしていると思ってよいでしょう。
しかしながら、自覚症状の無い方が多いことも事実なのです。
虫歯や歯周病ではないのに歯が痛い・しみるなどの症状がある場合は、
歯ぎしり・くいしばりが原因である可能性もあります。
上記をよんで思い当たる所がある方は当院までお越しください。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき