「歯ぎしり」はやっぱり治すべき? 歯科医が治療をすすめる本当の理由
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日は私は休みでしたが医院は元気に診療しております。
久々にきちんと晴れてポカポカですね(^-^)
今回の歯の話ですが、歯ぎしりについてです。読んでみて下さいね(^-^)
暗示療法は自己暗示をかけることで夜間の歯ぎしりを予防しようという方法で、長野市の谷口威夫歯科医師や札幌市の池田雅彦歯科医師らが実施して効果を上げている治療です。
夜、寝る前に上下の歯が軽く離れている状態をイメージし、「口唇を閉じて歯を離す」という言葉を20回声に出して言います。
翌朝、早く起きなくてはならないときに「明日は起きるぞ」と自分に言い聞かせると、目覚ましが鳴る前に起きることができるものですが、それと同じ原理ですね。
マウスピース療法は睡眠時にマウスピースを歯にはめて、上下の歯が直接当たらないようにする治療です。これにより、歯ぎしりと歯への負担が軽減できます。
患者さんの歯にあったオーダーメイドのマウスピースを作りますが、材料によって健康保険が適用できるものとそうでないもの(自費で作るもの)があります。
費用や耐久性、使い心地などがそれぞれ違うので、作る場合は歯科医師によく聞いたうえで決めるのがいいでしょう。
歯ぎしりは顎を動かす筋肉や側頭筋にも負担をかけるため、肩こりや頭痛などの悪化要因になるといわれています。歯ぎしりを治すとこうした不調もよくなるかもしれません。
また、歯ぎしりで減っている歯の歯ぐき(下の歯の内側が多い)がコブのようにボコッと出ていることが多いです。
これは骨隆起(こつりゅうき)と呼ばれるもの。歯ぎしりによって歯が圧迫され、ゆさぶられると歯の土台となっている歯槽骨にも大きな力が加わります。力がかかり続けると、歯槽骨が重みに耐えられなくなって歯を支えられなくなる危険性が出てきます。これを避けるために骨が横に広がって歯を守る、つまり、からだの防御反応なのです。
骨隆起自体は病気ではないので治療の必要はありません。しかし、放置しておくと今度は骨がどんどん大きくなり、入れ歯治療の際に邪魔で入れ歯が入れられなくなったり、しゃべりにくくなることもあります。
また、歯周病の歯が歯ぎしりで揺さぶられるとますます、歯を支える骨が溶けていきます。
つまり、歯ぎしりは歯周病を悪化させるのです。歯みがきをしっかりして、メインテナンスをきちんと受けているのに、一部の歯だけ急速に歯周病が進行する場合は、歯ぎしりが引き金となっている場合があるということです。
■歯や歯の根にひびが入り、割れてしまうことも
歯ぎしりはまた、歯を失う要因にもなります。歯ぎしりによって歯や歯の根にひびが入り、割れてしまうことがあるからです。歯はからだの中で一番硬い部位ですが、むし歯などで神経を取り除いてしまった歯や歯の根には栄養が十分に行き届かないため、弱くなっています。
このため、ちょっとした力で割れやすくなっているのです。
そして、ひび割れた部分からは細菌が入りやすくなるのです。このひび割れはX線検査ではなかなか写らないので、早期発見ができないのです。そして気づくのは完全に割れたときが多いのです。
しかし、割れてしまった歯の多くはかぶせ物ができないことがあるので、歯としての役割が果たせなくなり、抜歯となってしまうことがあります。
歯ぎしりを完治させる方法は残念ながらありませんが、軽減させる方法は登場しています。
代表的なものは暗示療法とマウスピース(スプリント)療法です。
暗示療法は自己暗示をかけることで夜間の歯ぎしりを予防しようという方法で、長野市の谷口威夫歯科医師や札幌市の池田雅彦歯科医師らが実施して効果を上げている治療です。
夜、寝る前に上下の歯が軽く離れている状態をイメージし、「口唇を閉じて歯を離す」という言葉を20回声に出して言います。
翌朝、早く起きなくてはならないときに「明日は起きるぞ」と自分に言い聞かせると、目覚ましが鳴る前に起きることができるものですが、それと同じ原理ですね。
マウスピース療法は睡眠時にマウスピースを歯にはめて、上下の歯が直接当たらないようにする治療です。これにより、歯ぎしりと歯への負担が軽減できます。
患者さんの歯にあったオーダーメイドのマウスピースを作りますが、材料によって健康保険が適用できるものとそうでないもの(自費で作るもの)があります。
費用や耐久性、使い心地などがそれぞれ違うので、作る場合は歯科医師によく聞いたうえで決めるのがいいでしょう。
歯ぎしりは顎を動かす筋肉や側頭筋にも負担をかけるため、肩こりや頭痛などの悪化要因になるといわれています。歯ぎしりを治すとこうした不調もよくなるかもしれません。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年10月25日