自然に歯の痛みが消えた!治った?→治ったわけではないです!
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は爽やかな秋晴れです。少し風邪をひいたようでだるいですが頑張ります!
今回の歯の話ですが、一度痛くなった歯の痛みが自然に治ることはないという話です。読んでみて下さいね(^-^)
昨日痛かったのに今日は痛くない!!自然に治った!〟と思ったことのある方もいるかもしれませんが、それは大きな間違い。
虫歯が自然治癒する事はありません。
疲労具合なども関係ありますが、痛い日もあればあまり痛くない日もあります。痛みがなくなったからもう大丈夫!ではなく、痛みを感じたら早めに歯医者に行きましょう。
小さい虫歯であれば、歯を削る量も少なく、簡単に終わる治療ができますが、進行してしまっている虫歯は削る量も多く、歯へのダメージも大きくなってしまいます。
虫歯は放置していると、どんどん痛くなり、痛み止めも効かなくなるというケースもあります。痛くて眠れないなんて...辛いですよね。
では、なぜ虫歯の痛みを感じなくなることがあるのか?
これには恐ろしい理由があります。
痛みが治まったとしても、それは虫歯が治癒したわけでは決してなく、むしろ逆に虫歯の悪化によって神経が侵されてしまった結果、痛みを感じなくなってしまっているのです。
激痛だった虫歯が痛みを感じなくなったという場合、殆どのケースで神経をとる。最悪の場合は抜歯することもあります。
それが進むと、一体どうなってしまうのか??
虫歯が進んで大きな穴が開くと、噛む力によって歯が崩れ、頭の部分がなくなり、歯の根だけが残り、その歯ではもう噛めなくなってしまいます。
この状態を放置しておくと、隣の歯が倒れてきたり噛み合わせの歯が伸びてきて、歯並びと噛み合わせが悪くなってしまいます。
歯に痛みがある時点で、虫歯はかなり進行しています。
早めの歯の治療が自分自身を救うことになります。
自分の歯でいつまでも健康的に食事をするには、年に数回の定期健診・クリーニングが欠かせません。自覚症状がなくても検診で虫歯が見つかったら治療を開始しましょう。
進行した虫歯を治療するのは、強い痛みを伴います。早めに治療する事で歯の痛みはもちろん、体の負担を減らす事が出来ます。
痛みが出る前に治療をするのがベストですが、もし痛みが出た場合は早めに歯医者に行きましょう。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科クリニックまでお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき
2018年10月30日