虫歯でなくても歯がしみる 原因は?
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は昨日ほど北風が強くはありませんが、冬の晴天です。
虫歯でもないのに冷たい物がしみる。歯ブラシが当たると歯が痛い、もし心当たりがあれば
それは知覚過敏かもしれません。歯周病や歯肉炎が原因で歯茎が下がり、
歯の根元が露出することで知覚過敏になるケースもあれば、歯磨きの際に強い力で磨くなどの誤った
ブラッシングによって歯の表面のエナメル質が削れ、内側の象牙質が露出することがあります。
象牙質は通常、エナメル質で覆われていて痛みを感じませんが、露出してしまうと
冷たい飲み物や食べ物などの刺激が神経に伝わりやすくなり、知覚過敏が生じます。
加齢などで歯茎が下がることは避けられないため、知覚過敏の確実な予防法は残念ながらありませんが、
正しい歯磨きを行うことで歯周病を防ぎ、歯の再石灰化が促進されることで改善に向かいます。
虫歯や歯周病の原因となるプラークは酸を作り歯の表面を溶かしますが、これは再石灰化とは
逆の脱灰という現象で知覚過敏を悪化させる働きです。専門的な治療としては、露出した象牙質
のすき間を歯と同じ成分の結晶などで封鎖し、症状をなくすこともできます。
治療法や正しいブラッシングのやり方など気になることがあればご相談下さい。
親知らずの抜歯のこと、インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき