口には必ず噛みやすい部位がある!

こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は晴天で暑いです。最近当院でも診療中にクーラーをつけることが
増えてきました。また暑い季節が来ますね(*^_^*)

歯の話ですが今回はかみ癖という言葉について詳しくご説明いたします!
字を書く時に右利き、左利きの人がいらっしゃるように口の中にもかみやすい部位とかみにくい部位が必ず存在します。
両側をバランスよく噛みたいという方がおりますが、それって非常に困難なことなのです。
何故かと言うと右手でも左手でも同じレベルで字が書けますということと同じことを言うことになるからです。
そんなことできる方はほとんどいらっしゃらないですよね(ー_ー)!!

当院では顎関節症の患者さんがいらした時やその他かんだ時に痛みがあるとおっしゃる
患者さんに対して必ずかみ癖を調べております。
かみ癖とはご飯を食べる時に一発目にかむ位置の癖のことを言います!
どのように調べるかというとどこの歯科医院にも置いてあるロールワッテという円柱状の綿を
患者さんの舌の真ん中に置きます。そしてあまり考えずに奥歯の好きなところでかんで下さいと言います。
患者さんは綿をかんで止める訳ですが、この時にほぼ90%以上の方が必ず顎関節症の症状のある側でこの綿をかみます!
この綿をかんだ側をいしはた歯科クリニックではかみ癖側としております。かみ癖がないとどうなるかというと
顎位不定という非常に困難な状態になります。歯科医師の誰もが顎位不定は嫌がります。
被せ物や詰め物を作る際にどこを基準にして良いか??だからです。
話を元に戻して普段食事を食べている時はどこで噛むのか意識していたらおいしく食事を食べられないので
みなさんかみ癖のある部位で噛むわけです。ではこれがずーっと継続して同じ部位で噛んでいると
何が起こるでしょうか?もちろん同じはで噛み続けていれば、負荷が過負荷になり、歯周病の悪化や歯が割れたり
するでしょう。しかし、問題は歯にとどまらず顔面にも現れます。噛み癖のある側を右側だとしましょう。
そうすると下顎は多少なりとも右にずれ、ホウレイ線も右側が深くなります。右側の表情筋はいつも使っているので
収縮し、反対に左側の表情筋は弛緩することになります。このように歯の問題だけにとどまらず
顔貌にも影響が出るのです。これを改めることが≒顎関節症を改善することにつながるのです(*^▽^*)
この話に興味を持たれた方は遠慮なくご質問下さい。

歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。

久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき 

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