哺乳瓶やおしゃぶりをいつまでもしているとまずい理由
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は曇天でこれから雨が降り出すようです。
先日開咬について書いたのですが、内容が難しいとのご指摘を受け、砕いた文章にしました。
いかにそれを記します。
哺乳瓶やおしゃぶりをずっとしてるとマズい本当の理由
小さなお子さんのいるお母さんが、
「うちの子、おしゃぶりや哺乳瓶がなかなか卒業できないの」
「うちの子なんて、まだおっぱい卒業できないのよ」
そんな会話をたまに耳にしますが、すご~く、それ、危険です!
開咬(かいこう)・オープンバイト
長期に渡って哺乳瓶やおしゃぶり、指しゃぶりが卒業できないと、開咬(かいこう)・オープンバイトという症状になる場合があります。
俗に言う出っ歯や顎が前に出ている状態のことです。
これは、奥歯は噛み合わせが出来ている状態なのに、前歯が噛み合わせていない状態のことを言います。
問題点とは、
・食べ物を前歯で噛み切れない
・奥歯に負担が掛かりすぎ詰め物などを壊してしまう
・知覚過敏になりやすい
・歯周病が悪化しやすい
などの長い歯の生涯に悪影響を及ぼします。
治療方法
小児期においては、寝るときに手袋をしたり、おしゃぶり癖を直すことで自然に戻る場合もあります。
ガムを噛んで咬筋(頬の横の縦の筋肉)を鍛えながら、前歯が閉じてくるような矯正装置を使ってもらう治療方法があります。
前歯にゴムを引っ掛けて直すやり方や、矯正用見にインプラントを使う方法もあります。
顎は閉じるように回転していくので、下あごが小さい患者さんは面長だった顔立ちは小顔に改善されますが、
受け口(しゃくれてる)の方はオトガイ(顎の先端)が出てしまう事があるので治療には注意が必要です。
長期に渡る哺乳瓶とおしゃぶりは可愛いですが注意も必要です。
わかりやすくなっていると思うのですがいかがでしょうか?
ご質問があればお気軽にどうぞ(^O^)
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき