入れ歯の特徴と嬉しい話(^O^)
こんにちは!
いしはた歯科クリニック院長の石幡一樹です。
今日の久喜は以前として台風の影響で断続的に雨が降っております。
今回は入れ歯についてお話します。先日新しい上下の総入れ歯の患者さんから、入れ歯が完成した次の回に
大変嬉しいことを言われました。今までに総入れ歯を作るために7軒の歯医者にかかってきたけど
今回先生のところで作った入れ歯はすっぽりあって、痛くなき物を噛み砕くことができると
にこやかに話してくださったのです(^O^)もともとこの患者さんは上下に保険外の金属の入れ歯が入っていたのですが
この入れ歯が10年以上の使用で古くなり、人工の歯はすり減り、一部亀裂も入っていました。
そこで7軒の歯医者に行き金属入れ歯を修理に出す期間、使うための入れ歯を作ってもらおうとしていたのですが、
今までの歯医者はどこも保険の総義歯が合わずに全然ダメだったそうです。
ところが当院で作った義歯を入れたら食事を噛み砕くことができて15年来使ってきた金属の入れ歯よりも調子が良いとのこと。
そしてスペアのはずだったこの入れ歯が非常に気に入ったので金属の入れ歯は修理に出さなくても良いです。
おっしゃっていました(^O^)そして先生は腕が非常に良いとほめて下さいました。私は東京医科歯科大学病院の
義歯科で研鑽してきましたので、入れ歯については他のDrよりも上手なのは当然ですが、褒めていただけるのは
やはり嬉しいです。総入れ歯というのはあう合わない、噛める噛めない、その先生がうまいのかうまくないのか
患者さんがすぐに実感できることが良いですね!!
ここで一つポイントなのは入れ歯の歯はすり減るということです。基本的に入れ歯の人工の歯は保険であれば
プラスチックで出来ており、経年的にすり減ります。もともと人工歯は解剖学的な凹凸のあるものですが
すり減ることで点状の接触状態から面での接触になります。とがっているところがなくなれば板と板で当たる
感じになるので当然噛み砕くことは不可能となります(ー_ー)!!ですから入れ歯は使える状態だとしても
咀嚼と言う機能の観点から考えるともう限界なわけですね。また入れ歯は上のあげた患者さんのように
噛み砕けるとおっしゃる方もいらっしゃいますが、基本的にはつぶすことしかできないと考えられます。
やはり自分の歯とは決定的に違いますし、歯茎で支えているにすぎないので自分の歯と比べた時に
噛む力はだいぶ劣ります。入れ歯は義歯、義足、義肢と同じように道具ですので使い方がうまい方であれば
かみ切れますが、上手ではないとかみ切れないのです。道具を上手く使う能力があるかないかという点も関わってくるわけです!
当院では大学勤務時から疑問に思っていた点を解決する為に入れ歯調整時に、その場でせんべいを食べて頂くようにしております。
入れ歯の調整をしても物を食べた時の痛みは絶対にわかりませんし、治療を見学していると何も口の中に
入っていない状況で痛くなくても、食べると痛いという患者さんをさんざん見てきたので、その場で固いせんべいを
食べていただき、実際に痛くないか確認することが最適だと考えるようになりました。先生によってはロールワッテという
綿を噛んでもらう先生もいらっしゃいましたが、綿は結局食べ物ではありませんからね。
実際にせんべいを食べて、入れ歯に問題がないか判断することが大切です(^O^)
インプラントを検討されている方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方、
歯や顎、お口の違和感や心配事がお悩みのある方はご相談のみでも構いません。
また6か月以上歯科健診を受けていない方がいらっしゃいましたら
定期健診で現状のお口の中の状況を把握するべきです。
その時は是非お気軽にいしはた歯科までお越し下さい。
久喜市 歯医者 いしはた歯科クリニック 電話 0480-24-6480 Dr かずき